2013.01.05

習っています!『昔ながらの竹細工』 第1回

豊中市は千里地区の活動を通じて、竹細工の名人に出会いました。

「竹細工」

懐かしい工芸品ですが、その製作過程を見る機会はめったにありません。
今回、名人に竹細工作りをご指導いただき、自分で作ってみることになりました。 まずは竹を裂くことからはじまります。
のこぎりで程よい大きさに竹を切り出し、なたで細かく裂いていきます。
これを数十本作ることが準備段階なのですが、これがなかなかの作業です。

次回は、準備した材料で、ざるの作り方を教えてもらいたいと思います。 自家製のざるに入れた野菜で食べるあたたかい鍋は格別でしょうね。
実際の作り方も、本誌でご紹介していきますので、お楽しみに!


2013.02.01

習っています!『昔ながらの竹細工』 第2回 ~竹を割ったような性格の所以~

前回、豊中市在住の会員Nさん(50歳代・女性)から教えてもらったのは、竹を縦に裂いて、皮を剥ぐ工程でした。
切り出した竹筒にナタを入れてみると、初めはなかなか刃も入りませんが、少し刃が入るとスパッと縦に割れます。
ナタの刃に力を入れるのは最初だけで、裂くために余計な力はいりません。 この竹がわれる様子が、『竹を割ったような性格』の所以かと、昔学校で習ったようなことを思い出しました。

やっと、すべての竹皮を裂いて材料ができたと師匠のNさんに報告すると、「まだ、材料の準備は終わっていないよ」の言葉が返ってきました。

えっ!?

竹皮を同じ幅と厚みに揃え、表面を削って、角を取る。これを45本用意する必要があるとのこと。
材料の完成はまだまだ先のようです。トホホ・・・

これまでの仕事や生活ではこんな経験はしたことがありません。社団法人の活動を通して今まで出会えなかった人や新しい物事に出会える喜びを感じながら、あと18本。残りの竹皮の表面を磨いています。(修行の道は、次回につづく。)


2013.02.15

習っています!『昔ながらの竹細工』 第3回 ~編むときはきっちりと締める~

前回はこれで竹細工も楽勝と喜んでいたら、まさかの準備段階という結果。きちんと幅と厚さを揃えて再度、伺いました。
自分では完璧とニヤニヤしていましたが、まだまだ素人。ほとんどがそろっておらず、Nさんが仕上げてくれました。そして、やっと今日竹を編む作業に入ります。

まず、竹皮を水に濡らします。(しなやかにして折れるのを防ぐそうです。)そして、縦横と上下で互い違いになるように編んでいくのですが、しっかりと締めなければいけません。
それを縦横ともに20本編んでいきます。Nさんに締め具合を確かめてもらい、「しっかりと編めているね。」とお褒めの言葉!だんだんと形になってきて、私でもできるんだというなんとも言えない感動が胸をつきました。

ふと自分の子供の頃を想い出し、テレビゲームばかりしていたことをこの歳になって反省!次回完成するのか乞うご期待!


2013.03.01

習っています!『昔ながらの竹細工』 第4回 ~積み重ねられた工夫~

竹細工もだんだんと工程が進んできました。
今までは縦横と重ねるだけでしたが、端をそれを少しずつ寄せながら折り重ねていくと、平面だったのが盛り上がって立体的に。立体にしていくこの工程は少し苦労しました。
重ね方がわからず、Nさんに何度も尋ねる結果に。単純な作業でも多くの人や時間の中で伝えられたものなのだと感じました。

ふと部屋の窓に竹ブラインドでも作ることができたらいいのにと思いました。次回Nさんに相談してみよう。


2013.03.15

習っています!『昔ながらの竹細工』 第5回 ~丁寧な仕事が美しさを作る~

竹細工もいよいよ終盤に差し掛かってきました。
今回は、縁に留めを入れる作業です。
前回、編み合わせて立体になった縁に、新しい薄くした竹実といわれる、竹の皮を剥いだ部分を交互に入れ、上部を止めていきます。前回は、竹を水で濡らして曲げたりと、工夫することで平面が立体になることを紹介しましたが、今回感じたのは、細部の丁寧な作業が全体の美しさにつながるということでした。
編みこんだ竹皮一本一本の厚みや幅が、良く見ると少しばらつきがあり、そのため縁が少し斜めになってしまいました。

竹細工もいよいよ終盤に差し掛かってきました。
丁寧な仕事が、こういった美しさに影響すると改めて感じました。お手伝いの作業も同様で、ちょっとした気遣いや丁寧さが、利用者の感動につながります。今後の活動にも活かせるよう、より丁寧な対応を心がけ、みなさんに喜んで頂けるよう頑張っていきたいです。